

そして、人はいかにして判断を誤るのか
こんばんは。柏崎です。
近い将来に経済的自由を掴まれる方は
今日からの話をよくよく聞くことをお勧めします。
特に、これから沢山のお金を稼がれる方に対しては
1000万円で売りつけたとしても
十二分にフェアな内容のはずです。
ロンボク島に行ってきました
インドネシアのロンボク島へ、不動産(土地)の投資ツアーに起業家の先輩方と行ってきました。
「ロンボク?何ですかソレは」
リゾート地として有名なインドネシアのバリ島、
そこから飛行機で30分程度の距離にある
同じぐらいの大きさの島がロンボク島です。
観光客で賑わうバリ島と違い
草木が生い茂る非常にマイナーな島だったのですが、
インドネシア政府が4年ほど前に
リゾート地として本格開発していく旨を宣言して以来
急速な発展を続けており、
地価がうなぎ登りになっている状態です。
で、
その土地買いませんか…
5年後10年後には数倍
ひょっとしたら10倍以上の値段になってるかもよ…
だから今買っておいて
その時に売り払えばガッポガッポだよ…
…というお誘いだったわけです。

この辺のオーシャンビューは
もうほとんど買い占められて凄いことになってる的な話

この道路は半年前に舗装されたばかり。
これから発展していく感が凄いです。

ちょっと奥まった所へ行くとまだまだ未開発。

海がとってもキレイです。

この辺は1アール数十万円で、まさに今
毎年30%ぐらい値上がりしていて…的な話
素敵な未来、だけど…
実際に現地(売買されている土地)に同行していただき、箱庭ゲームで神となりゲームスタート時点に降り立ち
そこに創りあげる文明に妄想を膨らませる気分というか、
ロンボク島の青く透き通った海に
まっすぐな太陽の光が跳ね返っているかのような
キラキラ輝く未来を想像せずにはいられない
素敵なお話を聞かせていただいたのですが、
が、
が……
待った。
ストップ。
ちょっと待った。
超高額商品を売りさばくための7つのポイント
確かにロンボク島の地価上昇率は世界2位だとかで、それは現地を視察した感覚としても間違いありません。
しかし、
だからといって
ホイホイ購入して良いわけでは断じてありません。
ここで少し、
あなたに知っておいて欲しいことがあります。
それは……
「価値を十分に理解できなかったり
メンタルブロックがある見込み客に
超高額商品を購入してもらうテクニック」
です。
別にこれは土地の投資とかに限った話ではなく、
数百万だとか数千万の商品のオファーの際に
非常によく使われるテクニックです。
これは極めて強力なテクニックであり
大体なんでも売れてしまうのですが、
強力すぎるがゆえに
非常にアレなもののセールスに使われることが多いですね。
なので、もしあなたの元に今後
何らかの怪しげなもののオファーが届いたとしたら、
このテクニックでしばしば使われる以下のポイントに
どれだけ該当しているかをチェックしてみてください。
該当する項目が多ければ多いほど
冷静かつ客観的に考えることをお勧めします。
1.実際に取り組んで上手くいってる
(ように見える)人を付ける
実際に取り組んで上手くいっている(ように見える)人物の存在が極めて重要ですね。
先生視点からの説得ではなく
顧客視点からの自然な体験談というのは
すんなり信じてしまいやすいものです。
(だからセールスレターには必ずお客様の声があります)
そんな先輩の存在があり、
そして語らい合って仲良くなってしまおうものなら、、
疑うことはより難しくなります。
2.非日常で囲む
気分の高揚による判断力の低下、共に楽しい時間を過ごすことによる信頼関係の構築。
海外旅行などは効果抜群ですね。
特に、数日に渡るツアーや合宿などは
信頼関係の構築も行われるので極めて効果的です。
3.実際に体験させる
どれほど完璧なコピーを書いたとしても実際に体験することによる説得効果には遠く及びません。
土地の投資であれば、
実際にその土地に連れて行ったり、
数年後にそのようになっているであろう
別の場所に連れて行くのが大変有効でしょう。
4.やたら額の大きい話をする
このホテルは96億で……ここの土地が200億で……的な、むやみやたらに額の大きい話をすることで、
今から売りさばこうとしている数百万や数千万といった
超高額商品に対する心理的抵抗を緩和させることができます。
5.有名人の名前を出す
何か大きなものの一部になったかのような錯覚を与え判断力を低下させる効果があります。
「ここだけの話、一部上場企業の◯◯の会長が
このあたりを買っている……」
「ここはハリウッドセレブの××が
世界で最も何だかんだと評した……」
6.具体例を持ち出し未来をイメージさせる
この島は10年前にフランス人が200万で買ったものだが今は2億5000万になってる……
7.ストーリーテリングからの信念
とどめです。情に訴え論理を踏み砕きます。
「昔は自分も苦労したが、
色々あって上手くいった、
今は皆を幸せにするためこういう活動をしている…」
PCの画面越しであれば
まったく心動かされないものでも、
上述のテクニックをじっくりねっとり用いられた後だと
判断基準が著しくブレているため
ホイホイ信じてしまうようになるのです。
中には真っ当なものもあるでしょうが、、、
これらのテクニックは特に
投資話やスピリチュアル系でよく使われるようです。
某スピリチュアル系セミナーの
ファイナルバックエンドは単価1億円だそうで、
しかも買った人が居るそうな。怖い怖い。。。
もちろん、あくまで
「価値を十分に理解できなかったり
メンタルブロックがある見込み客に
超高額商品を購入してもらうテクニック」
なので、中にはマトモなものもあるのですが、
アレなオファーの方が間違いなく多いでしょう。
このテクニックによって
購入時の判断が大幅に狂わされるので
十分に注意することをお勧めします。
1億円の余剰資金、ありますか?
さて、もうお察しでしょう。4泊5日の大満足ツアーでしたが
僕が土地売買契約書にサインすることはありませんでした。
もちろん、上述の7つのテクニックは
余すことなく用いられておりましたとさ。
ちょっと予言しておきますけど、
あなたはこれから大なり小なり資産を作るでしょうから
それはそれは様々な方面から様々な投資のお話がやってきます。
しかし、
余剰資金が1億円もない状態で
よく分からない投資に手を出すのは本当にやめたほうが良いです。
悪いことは言わないので。
その理由は単純明快で、
……
ちょっと長くなりすぎたので、また後日。
※次が本題です
あなたからの「いいね」待ってます。
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PS.
日本人としてコレはキツかった…

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柏崎勇のあんなことやこんなことも・・・

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まだいいほうか?
バケツに水が汲んであるほうが、きついよ~!(笑
おーっ、このトイレは無理だ。
この間、テレビでアイドルと人気モデルがゴミ屋敷に住んでいるという林先生の番組を観たけど、吐きそうになった。女でもだらしないのは、だらしないなぁ。
ご存知の上かも知れませんが、インドネシアでは
土地の「所有権」は外国人には買えませんよー。
リースホールドとフリーホールドというものがありますが、
リースホールドは日本でいう借地権で、これは外国人でも登記可能です。
フリーホールドは外国人個人は持てませんので、法人を設立して購入するか、
インドネシア人の名義を借りる(←危険)か、あるいはキタスを取って「使用権」で
購入するか(しかし居住することが条件)になります。
騙される日本人が多いので注意です!