

そして、小金持ちが気付かない5つの罠
こんばんは。柏崎です。
前回のお話の続きです。
昨日のお話はこちらから。
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*1億円の商品を売るための7つのポイント
そして、人はいかにして判断を誤るのか
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美味しい美味しい投資話
さて、あなたはこれから大なり小なり資産を作るでしょうから
それはそれは様々な方面から様々な投資のお話がやってきます。
しかし、
滅多なことがない限り
美味しそうな投資話なんてものには
手を出してはいけません。
「だってだって柏崎さん、年利50%ですよ?
元本保証だからリスクも無いんですよ?
1000万入れたら来年には1500万、
複利も考えて2年後には2250万、
3年後には・・・グヘヘ」
5つ、ポイントがあります。
1.世界の名だたる投資家たちが
一体全体どうしてそんな良いモノを放っておくのか
一般的に、リスクを抑えた資産運用は年利5%がいいところです。
国内の不動産投資は上手くやって年利5%~10%ぐらい。
世界一の投資家であるウォーレン・バフェットでようやく20%強です。
(資産が増えすぎるとレバレッジを効かせられないというのもありますが)
だから、
素人がリスクを抑え安定して出せる利回りというのは
どんなに良くても10%ぐらいでしょう。
もちろんリスクを取れば50%でも100%でも
いける可能性はありますけれども、
それは同時に-50%にでも-100%にでもなるリスクが
同じぐらいあると思っていただいて差し支えありません。
ハイリスク、
ハイリターン。
ただのギャンブルですね。
リスクを抑えた資産運用は年利5%がいいところです。
そういう背景知識をもって
冷静に考えれば、
- リスクが限りなく低い(あるいは元本保証)にも関わらず
- 年利30%とか50%とか(ウォーレン・バフェットも真っ青)
すぐに分かりそうなものです。
いや、
無いわけではないんですよ。
そういうホントに美味しい投資話も
無いわけではないんですよ。
無いわけではないんですけれども、
そんな素晴らしい投資案件がポッと現れたのなら、
世界各地の勇猛たる歴戦の大口投資家たちが真っ先に目を付けて
我先にと買い漁るに決まってるじゃないですか。
我々のような素人小口投資家に回ってくるワケがないのです。
2.そんな話は向こうから来ないし、
こちらから頼んだとしても審査があって然るべき
一応、世の中には比較的安定しているにも関わらずただ送金するだけで年利が10%を超えるという
夢の様な投資案件も存在するようです。
しかし、だがしかし残念ながら
そのようなモノに我々が投資することはできません。
これは投資を募る側の立場を考えてみれば
ごくごく当たり前のことで、
どこから湧いて出てきたのか分からない
数百万とか数千万みたいな小銭なんかチマチマ集めても
どうしようもないわけですよ。
そうではなくて、
例えばそれこそ銀行だとか、大企業のオーナーだとか、
そういう背景がしっかりした大口投資家から
数億数十億を引っ張りたいわけじゃないですか。
本当に客観的に素晴らしい投資案件なら
彼らからも十分に引っ張ってこれるはずなので、
やはり我々小口投資家に頭を下げる理由など
あるはずもないのです。
だから、もしも何かの間違いで
我々がそのような投資案件を探し当てたとしても、
出資するためには「審査」にパスする必要があります。
「そんな小銭別にいらないけど
どーしてもって言うなら受け取ってやらんでもないけど
それ変な金じゃないよね?てかお前誰?ちょっと調べさせろ」
そういうことですね。
その審査が無いようであれば……
無条件で出資できるようであれば……
お察し、です。
(そういう意味で、事業投資してくれ、と
信頼のある知り合いが直接言ってきたのであれば
例外となる可能性があります。可能性は。)
3.紹介者自身が騙されている可能性がある
非常によくあるパターンですね。「◯◯さんのことは本当に信頼できる、
あの人が騙してくるわけがない」
はい、多分、◯◯さんに悪気は無いと思いますよ。
◯◯さんは本当にそれが良いものだと信じて
あなたに紹介してるんだと思いますよ。
でも、それって◯◯さん自身が
大元に騙されていないかどうかというのは
どう考えても別問題ではないでしょうか。
「ビジネスの達人である
◯◯さんもやってるんだから大丈夫だろう」
なるほど素晴らしいですね、
◯◯さんはその投資に関しても達人なんですか?
冷静に考えれば当たり前のことなんですが、
何故か客観的に指摘されるまでは非常に気付きづらいポイントですね。
信頼という時に悲劇をもたらす感情が
無意識のうちに思考を妨げているのかもしれません。
紹介される側はもちろん、
紹介する側になっても割と悲劇なので
気を付けてください。
4.受け取り時のリスクが大きすぎる
あなたが大胆にも突っ込んだ大事な大事なお金はひょっとすると本当に増えていくかもしれません。
確かにロンボク島の土地なんかは
かなりの確率で値上がりすると思います。
しかし、
その増えたお金って
きちんとあなたの手元に戻って来るんですか?
投資したお金が綺麗サッパリ無くなれば
一種の清々しさを覚えるかもしれませんが、
報告上モリモリ増えているお金は
実は受け取ることができないようです……
なんて判明した日には
上げてから落とされてる分なかなかタチが悪いと思います。
そもそもモリモリ増えてるとされてるお金って
本当に増えてるんですか?画面上だけじゃないですか?
試しに一度下ろしてみたりしましたか?
その美味しい投資話の契約書は弁護士に見せましたか?
その弁護士はその案件に関連する実績を持っていますか?
ロンボク島の土地でいえば現地で法人を作り
現地人を代表にしたりするわけですが、
その界隈の人間は本当に信頼できるんですか?
5.そんな値上がりするなら何故自分でキープしないのか
これは現物限定の話になりますが、例えばあなたが今なら1万円で売れる
珍しい金属の塊か何かを手に入れたとして、
五年後には1000万円で売れる可能性が
非常に高いことが分かっていたら「今」売りますか?
そういう話です。
僕なら5年後まで売りません。
銀行の貸し金庫かどこかに大切に大切に保管しておきます。
絶対誰の手にも触れさせません。
みんな引っ掛かりすぎ
そんな僕の中の法則を崩す何かがあるのではないかとほんのちょっぴり期待していたのですが、
むしろ今回のツアーは
それをより強固にしたのみでした。
もう十分でしょう。
美味しい投資話に手を出してはいけません。
無くなってもいいお金なら
経験としてアリかもしれないですが。。。
無くなってもいいお金、
だと語弊がありますかね。
正確に言うと、
「無くなっても自分や家族や会社が問題なく存続していけるお金」
ということです。
そうではないお金を美味しい投資話に突っ込む人が多いのですが、
それって完全に悲劇にしかならないので本当に気を付けて下さい。
美味しい話はあります、が・・・
もちろん、世の中に美味しい話はあります。美味しい話はありますが、
その話があなたの元に来る必然性というものを
冷静に客観的に考えてみて下さい。
特に、ご説明した以下の5点ですね。
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1.世界の名だたる投資家たちが
一体全体どうしてそんな良いモノを放っておくのか
2.そんな話は向こうから来ないし、
こちらから頼んだとしても審査があって然るべき
3.紹介者自身が騙されている可能性がある
4.受け取り時のリスクが大きすぎる
5.そんな値上がりするなら何故自分でキープしないのか
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これらを考慮してもなお問題ないのであれば
それはそれで良いのではないかと思います。
さいごに
前回も言いましたが、余剰資金が1億円すら無い状態で怪しげな投資に手を出すなど
悪いことは言わないから本当に、それはもう本当にやめたほうが良いですよ。
1000万とかを安定運用したところで
年間100万にもなりません。
フリーター以下です。
運用するならせめて1億は欲しいですね。
それなら7%でも700万円は入るわけですから
働かなくても人並み以上の生活を送ることができます。
「柏崎さん!
浪費してはいけない、
投資してもいけない、
じゃあ貯金するしか無いのでしょうか?
銀行口座にお金を眠らせておくだけなんて
あまりにも勿体無いので有効活用したいです!
かといって1億も貯めるなんて無理ですし
じゃあ私は一体どうすれば良いのですか?」
それはですね……
ちょっと長くなりすぎたので、また後日。
PS.
マリンスポーツもバッチリ楽しんできました。

ドーナツボート。
インストラクターが加減を知らないので
横への加速が凄まじく吹っ飛ばされそうになります。

パラセーリング。
最高の景色を眺めながら優雅にビジネス会談。

名前忘れましたが、
人力で姿勢制御するデカい凧的なモノです。

こんな感じで飛びます。
初飛行はかなり衝撃的でした。

ジェットスキー。
一人で乗るのは危険とのことでインストラクター付き。
なかなかスピード感がハンパじゃないです。
インストラクターが調子こきすぎて2回転覆しました。

そして最近話題のフライボード。
何となくカッコイイ感じて撮れてる気がしないでもないですが、
ドボンする直前の一枚です。
遠い国の青い海で
キラキラした水面を眺めながら、
太陽の光を全身に感じ、
さざ波が打ち寄せる音に耳を澄まし、
スーッと大きく息を吸い綺麗な空気で肺を一杯に満たして、、
ビール飲んで、
マリンスポーツやって、
またビール飲んで、
またまたマリンスポーツやって、、、
最後の方は結構フラフラでしたが
(冷静に考えると普通に危ないですね)、
極めて楽しい時間でした。
時にはこんなふうにして非日常にどっぷりと浸かり
人生の充実度を上げていきたいですね。
そうすることでビジネスのアイディアも溢れ出て
仕事に精が出るというものです。
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柏崎勇のあんなことやこんなことも・・・

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