

フロント・ホック・ブラって知ってる?
・・・
・・・
「ん?前で外すブラジャーのことでしょ?」
と思ったあなた。
その答え方で「あること」が分かります。
それは…
そう、「前で外す」と答えたあなたは男性ですね。
え?
なんで分かったかって?
男性にとってブラは外すものだからです。
一方、女性にとってブラは着けるものなのです。
前で「外す」ブラと答えるのは男性、
前で「着ける」ブラ答えるのは女性。
面白いですよね。
このように、同じものでも男女によって反応がまったく変わります。
相手をきちんと理解することはビジネスにおいて非常に重要ですから、特に男性が女性向けのビジネスを行う際には本当に気を付けなければいけません。
ブラのように「視点が違う」だけならまだ簡単なのですが、厄介なのは「思考回路が違う」という点です。
この思考回路の違いというのは
「男性」
「女性」
ではなく
「男性性」
「女性性」
によります。
そして、その最大の違いは
男性性
→問題の解決策を求めている
女性性
→そもそも問題の解決など求めていないし、問題を認識したくもない
ここにあります。
ね、全然違うでしょ?
もちろん男性性の強い女性やその逆パターンもあるのですが、この違いを認識していないと本当に残念なコミュニケーションになります。
その最たる例を紹介しましょう。
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女『車のエンジンがかからないの…』
男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』
女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
男『トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』
女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』
女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
男『…ライトは点く?点かない?』
女『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
男『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』
女『え?ごめんよく聞こえなかった』
男『あ、えーと、、ライトは点くかな?』
女『何で?』
男『あ、えーと、エンジン掛からないんだよね?バッテリーがあがってるかも知れないから』
女『何の?』
男『え?』
女『ん?』
男『車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?』
女『別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?』
男『いや、だから。それを知りたいからライト点けてみて欲しいんだけど。』
女『もしかしてちょっと怒ってる?』
男『いや別に怒ってはないけど?』
女『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』
男『だから怒ってないです』
女『何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?』
男『大丈夫だから。怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから』
女『何が大丈夫なの?』
男『バッテリーの話だったよね?』
女『車でしょ?』
男『ああそう車の話だった』
~~~~~~
いかがですか?
解決を求める男性性と、解決を求めていない女性性の違いが如実に現れていますね。
だから、女性性の強い層に対してはこの違いをきちんと認識したうえで挑まなければいけません。
男性性の強い方がセールスすると、
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問題を認識させ
↓
解決策を提示する
ーーーーーーーー
自然にこの流れになってしまうためターゲットの女性性が強いと完全にズレてしまうのです。だってそもそも解決策など求められていないわけですから。
じゃあ、どうすればいいのか?
ーーーーーーーー
ピンと来て、ときめく
↓
とりあえず試してみる
ーーーーーーーー
こんなふうに誘導できればOKです。
…意味が分からないですよね。大丈夫、僕も意味が分かりませんでした笑
かくいう僕も女性向けのマーケティングを仕掛けているのですが、最初はその違いにかなり戸惑い苦戦しました。
具体的なことまで突っ込むと長くなりますので今日はここまでにしますが、男性性と女性性はこんだけ違うんだということを認識していただけたらと思います。
人類の半分は女性です。日本の家庭においては女性が財布を握っていることも多いです。僕と同じように男性性の強いあなた、ぜひ参考にして下さい。
需要があれば続きを書きますので、↓からコメント下さい。
PS.経営者のコミュニティで一週間ほど神戸に出張してきました。
昼も夜も連日会食だったので少々キツかったですが勉強になることばかりで素晴らしく刺激的。
最終日は紅葉を望む素敵な温泉にて深夜まで学生のようにどんちゃん騒ぎ。この歳になってもそんな仲間が沢山できて幸せです。
そして、こちらも多くの方にご覧いただき光栄です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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